久留米絣は、約30の工程を経てできあがります。
織り上がるまでていねいに3ヶ月間かかります。
経糸(たていと)は経尺(たてじゃく)をあてて、くくる部分に墨をつけ、粗苧(あらそう)でくくります。緯糸は絵糸と一緒に整えているので、絵糸の印の部分を経糸とおなじようにしてくくります。
微妙な手際が仕上がりに影響を及ぼすので、大変な熟練を要します。
藍瓶(あいびん)は8~12本並んでいて、染めるときは濃度の低い下藍から中藍、上藍へと順次連続して染めていきます。
染めた糸かせは、そのつどよく絞り、たたきます。これは“くびりきわ”がよく染まるよう糸をふくらませ、 空気に触れさせることで藍の酸化を助ける目的があります。
投杼機(なげひばた)を使います。
杼(ひ)で緯糸(よこいと)を通して、経糸(たていと)の柄模様に緯糸(よこいと)を合わせ、おさをとんとんと打ち込みます。
綜絖の高さ、足の踏み込み加減、筬の打ち具合によって製品の善し悪しが決まるため、手織の技術は相当の経験を必要とします。
製品の企画は約1年からはじめます。
儀右ヱ門のコンセプトに合わせて、じっくりと話し合いを重ねます。
春物や冬物など要望を元にデザインしていきます。
デザイン画を起こし、服づくりのためのスタイル画を考案していきます。
まずは試作品を作り、展示会でお客様のご意見をお聞きします。
ご好評いただいた洋服を製品化します。
デザインが完成したら、製品化します。
緻密なデータから作ったパターンをもとに、細かく工場と相談しながら作ります。
裁断から縫製まで約3日で完成です。